電車を安全に走らせるために、都営交通で行われている事柄についてご紹介します。
電車を安全に走らせるために、都営交通は電車の点検、検査を行っています。今回は、大江戸線を走っている電車の点検、検査を行っている車両検修場をご紹介します。

車庫から出るとき、帰ったときにする点検です。車庫の主要な部分、確実に走行、停止できるか、ドアの開閉は大丈夫か、ライトなどの照明は正常かなどを点検します。

6日に1回、職員2人で1編成(6~8車両)検査を行っています。電車の屋根の上のパンタグラフや床下の機器(モーター、制御装置、台車など)に異常がないかどうか検査します。

3ヶ月に1回、職員18人位で1編成(6~8車両)検査を行っています。電車の機器類の動作について、機器のデータを取ったりして、列車検査よりさらに細かいところまで見る検査です。

職員20人位で約1ヶ月かけて行う検査です。重要部検査は4年ごと又は走行距離60万キロ以内、全般検査は8年ごとに行う検査です。この検査は電車を工場にいれて、電車を分解して行います。大江戸線の電車を検査する工場は地下約20メートルのところにあります。新宿線も地下に工場がありますが、浅草線と三田線は地上に工場があります。

工場に入った電車は検査のために電車をクレーンで吊り上げて、車体と台車に切り離します。このクレーンは30トンも持ち上げられます。

車体から切り離された台車は、さらに車輪と駆動装置(モーターから車輪に回転を伝える装置)に分解されて歯車などの部品を調べたり、油を注したりします。

最新の電車は色々な電子機器が使われています。そうした電子機器の一つひとつを試験器にかけて異常がないかチェックします。皆さんはどこに電子機器があると思いますか?一つは車体の足元にあります。
さてもうひとつは・・・

電車の運転席やドアの近くにあります。ここにある電子機器は運転台の計器を動かしたり、お客様への案内を表示したりしています。

1年に1回位、車輪にできたキズをきれいに削ります。車輪は鉄でできています。鉄より硬い鋼でできた特別な機械の上で車輪を回すことでキズが無くなります。
これを行うと走っている電車の振動が無くなるんです。

1週間に1回、電車を車体洗浄機にかけて、外からきれいにしています。2週間に1回、電車車内の清掃を行なって中をきれいにしています。

安全で快適な車両ができあがりました。