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03 鉄道営業

サービスの追求にゴールはない。それが難しさであり、喜びです。
園部 隼彬 Toshiaki Sonobe 電車部都庁前駅務管区 2016年入局

志望動機 / 憧れの世界に実際に触れて、志望する意志が明確に

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子供の頃から鉄道が好きで、将来は鉄道に携わる仕事や多くのお客様と接する仕事に就きたいと考えていた私にとって、駅員は理想の職業で、鉄道会社で働きたいという希望がありました。専門学校の在学中に、東京都営交通協力会(※)の求人が目にとまり、応募して採用されました。採用後、駅の業務にあたり、都営交通の仕事に実際に携わってみて、東京の重要な交通インフラとして、多くの人々の足となっている都営交通を支える仕事に大きなやりがいを感じました。また、自分自身の可能性をさらに広げていきたいという思いが強くなり、東京都交通局に入局するという目標が自分の中で明確になりました。
(※)東京都交通局では、駅業務の一部を東京都営交通協力会に委託しています。

東京都交通局に入局して / 4線が乗り入れる駅での業務の複雑さに驚き

東京都営交通協力会で働いていたときから、すでにひと通りの駅業務は経験していました。しかし、さらに身につけるべき知識がたくさんあることを入局後に痛感しました。というのも、私が入局後に配属されたのは、都営地下鉄106駅の中でも規模の大きさで上位に入る新宿線市ヶ谷駅。1日に駅を利用されるお客様の数は10万人近くに上ります。他社線への乗り換え用の連絡改札口もあるため、それに伴って運賃精算業務や案内業務もより複雑になります。特にラッシュの時間帯は迅速な対応が求められるため、運賃精算のパターンをきちんと頭に入れておく必要があり、それを覚えるのに最初は苦労しました。先輩方からアドバイスを受けながら、実際に自分で業務を一つひとつ経験していくなかで知識を身につけていきました。

私の仕事 / 正確な案内には日ごろの情報収集がものを言う

私は都庁前駅務管区の中にある市ヶ谷駅務区に所属し、新宿線市ヶ谷駅で業務にあたっています。同駅には鉄道営業の職員が24人在籍し、平日は9人、土日は8人の体制で勤務しています。具体的な業務として、改札窓口における運賃精算業務や案内業務、ホーム上で安全を確認するホーム監視業務などがあります。各自の持ち場は1〜2時間単位で細かく変わり、いつ・どの持ち場を担当するかはその日の勤務ダイヤによって決められています。
精算業務や案内業務の際に心がけているのは、お客様の立場に立った正確でわかりやすいご案内です。目的地への行き方を質問されることも多く、時には、駅で用意している地図には載っていない施設について聞かれることもあります。そんなときは、先輩職員に確認するなどして最寄りの出口をご案内した後に、自分用に持ち歩いている地図に手書きで情報を付け加え、次に同じ質問があった際にスムーズに答えられるようにしています。

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仕事のやりがい / いつもと変わらないありふれた1日に価値がある

業務に必要な知識を積極的に身につけることを意識していますが、それでもなお、自分が今持っている知識ではカバーしきれない新しい事柄に日々直面します。この仕事には「ここまで勉強すればいい」という上限はなく、それが難しさであり、同時に、努力した分だけ成長し続けられるという醍醐味でもあります。
お客様と接する仕事だからこそのやりがいも非常に大きいです。以前、あるお客様の忘れ物を無事に探し出すことができた際に、それまで不安そうだったお客様の顔がパッと明るくなり、「親切に探してくれて本当にありがとう」と喜んでくださったことが心に残っています。「ありがとう」という言葉は何よりの励みになります。そして、業務の中で一番喜びを感じるのは、その日に任された仕事をすべて無事に終えて退勤の時間を迎えられたとき。“何気ない平和な1日”を今日も支えられたことに充実感を覚えます。

将来の目標 / 公共サービスを担う誇りを胸に、乗務員を目指したい

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入局1年目の今は、鉄道営業に求められる知識やスキルをさらに磨いていくことが一番の目標です。そして、その先の目標としては、入局時から心の中で温めている「乗務員として鉄道の仕事に関わる」という夢を叶えるために、車掌や運転士を目指したいと考えています。また将来的には、選考試験を経て助役となり、後進を指導する立場を経験したいという思いもあります。
東京2020オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を、どのような職務で迎えるかはまだ分かりませんが、開催都市である東京都の職員の1人として、国内外から数多くのお客様を迎える重要な役割の一端を担いたいと思っています。利益の追求ではなく、公共の福祉の観点から様々なサービスを提供する交通局だからこそ、この先も誇りを持って仕事に臨むことができると確信しています。

応募される皆さんへ / 仕事を通じて世界ともつながっている

東京都交通局は、地下鉄やバス、都電などの安全かつ安定的な運行を通して、世界有数の大都市である東京の交通を支えています。言い換えれば、交通局の職員は日常の業務を通して、都民の方々だけでなく、日本中や世界中から東京に来られる方々とつながりを持ち、お役に立てるということ。そこに大きなやりがいを見いだせるのではないでしょうか。この先には東京2020オリンピック・パラリンピックも控えています。サービスの国際性を高める取り組みも交通局全体で進んでいて、例えば鉄道営業では、よく使う英語のフレーズを出勤点呼時に唱和して覚えるなどスキルアップに力を入れています。「より多くのお客様と接したい」「首都東京の交通を支えていきたい」という熱意を持った人は、日々働きがいを感じられる職場だと思います。

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ある一日のスケジュール

8:00過ぎ

出勤

制服に着替えます。お客様に接する仕事なので身支度は念入りに。

8:50

出勤点呼

点呼の後、業務で使う英語フレーズ3つを復唱。内容は定期的に替わります。

9:00

ホーム監視

その日の勤務ダイヤに沿って持ち場に移動し業務開始。ホーム監視では、線路上に障害物がないかなどを指差し確認します。

10:00

駅務室業務

助役の指示を受けて、車椅子を利用のお客様のご案内などをします。それ以外の時間は駅務室内でモニター監視を担当。

11:00

休憩

12:00

窓口業務(乗り換え改札)

改札での運賃精算業務や案内業務を行います。

14:00

休憩

15:00

窓口業務(出入り口改札)

16:00

窓口業務(乗り換え改札)

17:00

休憩

18:00

窓口業務(出入り口改札)

19:00

窓口業務(乗り換え改札)

20:30

休憩

21:30

駅務室業務

22:30

窓口業務(乗り換え改札)

25:00

業務終了

終電の後、駅務室横の休憩室へ。寝間着に着替えて4時間ほど仮眠します。

5:30

準備

起床後、制服に着替えて準備します。

6:00

業務再開/駅務室業務

7:00

窓口業務(乗り換え改札)

8:00

駅務室業務

9:00

退勤点呼

9:20

業務終了