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交通局の工事契約案件において、下記のとおり予定価格の積算に誤りがあることが判明しましたので報告します。なお、本件は、受注者及び他の入札参加者に説明し了解を得ており、契約金額を変更することで工事を継続します。

記

1 概要

次の工事の予定価格積算にあたり、撤去する電力ケーブルの重量並びに有価物売却の額に誤りがあったことから、予定価格が本来より過小となったものです。

件名

三田線水道橋電気室から春日電気室間高圧ケーブル引替工事

契約日

令和5年9月1日

契約金額

54,941,700円（税込み）

2 原因

撤去する電力ケーブルの有価物売却額を多く計上したことにより、契約金額が7,473,400円過小となったものです。

• 有価物売却額を算出する際に電力ケーブルの重量を間違えた
• 銅線の売却単価を間違えた

3 判明の経緯

受注者から公表時の質問回答書に記載されている銅線重量と実際の数量との相違について協議を受け、改めて積算資料の照査を実施したところ、有価物売却額の算出に誤りがあることが判明しました。

4 今後の方針

当工事は既に契約を締結しており、受注者が材料調達等の調整を進めていることから、契約金額の変更について協議書を交わした上で工事を継続します。

5 再発防止

設計部署において、算出の誤りの原因、経緯を踏まえ、再度同様の事象がないよう、照査体制の強化を図るなど、適正な積算の徹底に努めてまいります。