2001年に閉校した旧豊島区立朝日中学校の校舎を転用し、04年8月にオープンしたアートファクトリー。かつての教室や体育館は芝居やダンスの稽古場として貸し出され、写真や映像などの撮影スペースとしても利用できます。さまざまなアートプログラムの主催やワークショップも開催。1階の「カモ・カフェ」は校庭で遊ぶ子供が見わたせると、お母さんたちの憩いの場にもなっています。
旧四谷第四小学校の校舎を利用したコミュニティ施設「四谷ひろば」内にある美術館。子どもだけでなく、親子や家族同士など多世代が豊かに楽しめる施設で、遊び方はおもちゃ学芸員が親切に教えてくれます。教室を利用した部屋にはそれぞれテーマがあり、木のおもちゃで遊べる「おもちゃのもり」や、独楽(こま)など伝統的なおもちゃで遊べる「おもちゃのまち あか」などがあります。
西新宿のビルに囲まれた一角、旧新宿区立淀橋第三小学校の跡地が芸能の世界をささえる創造拠点になっています。新宿区とタイアップし、芸団協が運営。新国立劇場をはじめ、演劇やダンスなどさまざまなジャンルの稽古場になっているほか、伝統芸能や文化芸術体験ができるイベントや定期的なお稽古企画も開催しています。2015年に10周年を迎えてリニューアルされ、エントランスロビーや休憩ギャラリー、ウッドデッキなどを新設。芸能文化の情報発信地にもなっています。
2005年に閉校した旧千代田区立錬成中学校の校舎を利用したアートセンター。「3331」とは、江戸一本締めのリズムに由来します。カフェ、ギャラリー、オフィスなどが入居しており、展覧会や講演会などさまざまな文化活動が行われています。2階は、かつての教室の面影を残したアートギャラリースペース。教室ごとに美術大学などの団体が運営し、バラエティ豊かなアートが楽しめます。
旧板橋第三小学校の教室を使った、世界の絵本を集めた図書館です。板橋区と交流があるイタリア・ボローニャ市の児童図書展事務局から寄贈された絵本を中心に、世界約85カ国、約2万5000冊が揃っています。語学を勉強したり、言葉のわからない国の絵本を眺めて、絵から物語を想像したりするのも楽しい体験です。毎週土曜の11時からは「世界の絵本おはなし会」が催され、日本語での読み聞かせや、海外の絵本の紹介を行っています。
統廃合により113年の歴史に終止符を打った旧桜田小学校を改修し、1998年4月に設置された生涯学習施設。かつては教室だった学習室は和室もあり、日本舞踊や音楽教室、さまざまな講座などの学習の場として利用されています。センターの自主企画である「ばるーんゼミナール」は、時局解説や歴史、証券、保険に関する講座などを開催予定。7月下旬開催の「新橋こいち祭」では校庭に屋台が組まれ、盆踊りの会場になります。