都営交通沿線には、防災や環境などの身近な問題について体験したり、楽しく学べる施設があります。
行楽やアミューズメント施設もいいですが、実りの秋のひとときに、暮らしに役立つ大事な知識を深めてみてはいかがですか。
江戸時代から現代までの消防の歴史を展示とシミュレーションで紹介。江戸の火消しの様子をジオラマで再現しているほか、時代の流れとともに変わっていった消防隊員の装備や蒸気ポンプなど貴重な品が盛りだくさん。
また、展示されている消防車両等の中には実際に乗れるものもあるなど、消火技術の知識を深められる驚きの仕掛けも満載です。
地震や火災、暴風雨などに見舞われたときの対処の仕方を学べる体験型施設。まずは3Dシアターで防災の重要性をテーマにした映像を鑑賞したあと、インストラクターが案内する防災体験ツアーに出発。充満した煙や息もできない大雨の体験など、災害の再現がどれも本格的なので防災に対しての意識を改めて喚起させてくれます。
体験には、事前予約が必要です。内容は事前予約の際に選択できます。
時間等はHP または予約時に確認してください。
江戸時代から現代まで、私たちにとって身近な水道がどのように発達してきたのかを知ることができる施設。
木の水道管や長屋の再現展示などから、江戸時代の人々と玉川上水のかかわりを知ることができるほか、近代水道の創設から現在に至るまで、世界に誇る東京水道の歴史と技術について学ぶことができます。
日本が誇る社会や経済を支える情報通信技術やエネルギーなど様々な分野の先端技術を紹介。難しい内容もありますが、解説してくれるアテンダントツアーなどを利用すればより身近に、わかりやすく理解することができます。
ロボット技術の原理を学ぶ教室やワークショップも盛ん。
天気予報や衛星観測といった技術のほか、火山噴火、地震や津波といった自然災害が起こる仕組みなど、気象についての知識が幅広く得られる施設です。大雨や地震などが起きた時にとるべき行動について、実験やクイズなどを通して楽しみながら学べます。
環境やエコに対する知識をパネル展示やデジタルコンテンツで学べます。施設内の展示情報コーナーも充実していますが、特徴的なのは気軽に参加できる講座やイベントの数々。
自然や環境問題を様々なアプローチから考える屋外講座、体験型のワークショップなどにぜひ参加してみてください。