ロゴ
headimg
最新号
バックナンバー

都内では、その土地の歩みとともに育まれてきた名物料理が各地に根付いています。
昔ながらの伝統料理から、素朴で庶民的な一品まで、「ご当地の味」を探しに都営交通で出かけてみませんか。

沿線のライトアップを見に行こう!!TOP画像

神保町カレー

アクセス
都営三田線・新宿線
神保町駅 下車
取材協力
神田カレー街活性化委員会
ご当地 画像
ご当地名産 画像

たっぷりの野菜と12種のスパイス、柔らかく煮込んだ大きいチキンが食べ応え十分のチキンカレー。
(カリーライス専門店 エチオピア)

ご当地名産 画像

安くてお腹いっぱい食べられるカレーを提供するのがモットー。2種類のカレーとナン、ライス、サラダが付いたセットは一番人気。
(シディーク神保町店)

学生で賑わう書店街で一緒に発展してきたカレー

神保町界隈には明治以降に学校が相次いで創立され、それに伴って書店街が誕生。1913年、今に続く岩波書店の前身となる古書店を皮切りに多くの書店が開業すると飲食店も増え、メニューにカレーを掲げる店が出てきました。学生が本を片手に気軽に食べられるものとしてカレーが根付いたのかもしれません。



銀座 洋食

アクセス
都営浅草線
東銀座駅 下車
ご当地 画像
ご当地名産 画像
ご当地名産 画像

庶民の味として定着した料理も、かつては憧れのメニューでした。(写真はイメージ)

文明開化を象徴する街でモダンな味を楽しむ

昔ながらの洋食の味を楽しめる街、銀座。
歌舞伎座の出演者や来場者など、舌の肥えた趣味人に愛される洋食屋が数多く店を構えています。長い歴史を持つ老舗のほか、ボリュームあるメニューを出す庶民的なお店もあります。



月島 もんじゃ焼き

アクセス
都営大江戸線
月島駅 下車
取材協力
月島もんじゃ振興会協同組合
◆お問い合わせ
 03-3532-1990
ご当地 画像
ご当地名産 画像

今では海鮮や餅、チーズなど、もんじゃ焼きに加える具材もバラエティ豊か。(写真はイメージ)

ご当地名産 画像

生地が流れて広がらないように具材で土手を作るのはもんじゃ焼きのお約束。(写真はイメージ)

下町の駄菓子屋から始まった庶民の味

月島は明治の中期に隅田川河口の中州を埋め立てた土地が発祥で、三軒長屋が密集する下町として発展しました。路地で営んでいた駄菓子屋が鉄板の焼台を置いて、メリケン粉(小麦粉)を薄く焼いたものに醤油や蜜をつけて食べさせたのがもんじゃ焼きの始まりとされています。今ではバラエティに富んだ多くのメニューが誕生しています。



両国ちゃんこ

アクセス
都営大江戸線
両国駅 下車
取材協力
国技館通り商店会WEB 事務局
◆お問い合わせ
 03-6666-9292
ご当地 画像
ご当地名産 画像

昭和12年創業、老舗の味は上品な鶏ガラ出汁に鶏肉やレバー、豆腐、野菜をふんだんに使った名代ちゃんこ。
(ちゃんこ川﨑/[TEL]03-3631-2529)

ご当地名産 画像

食べ応えある鶏豚ミンチは逸品。こんにゃくやたっぷりの野菜とこいくち醤油を合わせた鶏ガラスープでいただくしょうゆちゃんこ。
(相撲茶屋 寺尾/[TEL]03-5600-1466)

“相撲の街”に根付く昔ながらの力士の食事

相撲の起源は古く日本書紀にも記載がありますが、相撲を生業とする人たちが現れたのは江戸の頃。両国に建立された回向院で歓進相撲が催され、両国の街と相撲の結びつきが深くなっていったとされています。
ちゃんこは本来、相撲力士の食事のことを指し、今では相撲の街として栄えてきた両国の歴史的資産です。



深川めし

アクセス
都営大江戸線
門前仲町駅 下車
ご当地 画像
ご当地名産 画像
ご当地名産 画像

栄養素をたっぷり含んだアサリを使った深川めしは、深川発祥の伝統的健康食。(写真はイメージ)
写真提供:江東区観光協会

もとは漁師の賄いメシと家庭のお袋の味がルーツ

江戸の頃、江東区周辺に広がっていた砂州・深川浦ではアサリが捕獲できたといいます。漁師は獲れたアサリやアオヤギを煮て冷や飯にかけた「ぶっかけめし」を賄いにし、それが深川めしのルーツだそう。いっぽう家庭では同じようにアサリを使った「炊き込みご飯」が普及。かつて深川で日常的に食べられていたこれらが、今でも和食店や蕎麦屋でいただけます。



これまでの「ぴっくあっぷ」一覧
トップページに戻る