世界遺産にも登録されている富士山。
都営交通沿線には、日本の最高峰を眺望できるスポットがあります。空気が澄んだ冬は、富士見のベストシーズンです。
無料で入場できる展望室は外国からの観光客も多いスポット。
写真提供:東京都
展望室には直通エレベーターにてわずか55秒で到達。
新宿のランドマーク的存在である都庁は第一本庁舎・第二本庁舎・都議会議事堂の3棟で構成されます。第一本庁舎の展望室は地上から202mの高さにあり、北・南展望室から東京の街を一望できるのはもちろん、冬場は西方面に雪化粧の富士山が見えます。
平成6年に竣工した地上27階、地下4階の超高層ビル。
西側から望む新宿副都心と富士山。写真は平成23年2月撮影「ダイヤモンド富士」。写真提供:文京区
文京区役所や大ホールなどを有し、すぐ隣が東京ドームということもあって大勢の人で賑わう超高層ビル。25階の展望ラウンジは地上約105mで、東・西・北側が公開されています。展望ラウンジの窓ガラスは斜めに張られ、室内の光が窓に反射しないよう配慮。
水族館やプラネタリウムなどレジャー施設も盛りだくさん。
新しい眺望体験ができるSKY CIRCUSから望む富士山。
昨年「SKY CIRCUS(スカイサーカス)」と名称が変わり“体感型の展望台”として生まれ変わりました。切り絵や鏡や映像を駆使して造り上げられた空間は水・泡・風・光が表現され、幻想的な演出の中で、海抜251mから望む東京の街並みと富士山は格別です。その他、スリリングなVRコンテンツも楽しめます。
千住新橋付近の土手から望む富士山。美しい稜線がくっきり。
周辺に高層ビルがなく、地上からそのままダイナミックな富士山が望める荒川土手は都内でも貴重なスポット。一口に“荒川土手”といっても長く、ポイントによって富士山の見え方が異なり、様々な表情が楽しめます。天気が良い日にのんびりと土手を散策してみましょう。
飲食店をはじめ展示場や結婚式場などを備えた大型複合オフィスビル。
飲食店をはじめ展示場や結婚式場などを備えた大型複合オフィスビル。
「シーサイドトップ」と名付けられた展望台は、世界貿易センタービルの40階。地上152m、視界360度の眺望が広がります。雪で白く染まった富士山はもちろん、東京タワーやスカイツリーといったランドマークもバッチリ。展望台にはペアシート・ソファが設置されているのでゆったり観望できます。
7階建て部分の建屋は上から見ると船の形のデザイン。ぜひ展望室から見てみて。
夕景、日中と様々な表情の富士山。展望室窓には景色の説明が書かれています。
結婚式場や会議室など様々なシーンで利用可能なタワーホール船堀は、船のマストのような高い塔が突き出た形が目印。この部分が地上115mの高さを誇る展望室で、建物内7階から専用エレベーターがあります。手前に荒川と首都高速中央環状線が広がり、その向こうにどっしりとした富士山が見える南西方向の眺望がおすすめ。