皆さんが普段何気なく乗っている電車やバスなどの運行を行っている都営交通。
その運行には、東京でくらす人たちの生活を支える取り組みなど、
意外と知られていないお仕事もたくさんあるんです。
実は身近な都営交通のお仕事、その一部をご紹介します。

地下鉄の車内に
「子育て応援スペース」
男の子が乗ったのは、子どもに人気のキャラクターや絵本をモチーフに車内を装飾した「子育て応援スペース」車両です。都営地下鉄すべての路線で毎日運行されていて、すでに都営地下鉄全編成の約3分の1に設けられています(令和6年8月現在)。


絵本の読み聞かせ
イベントも開催
男の子を喜ばせたかったママは、都営交通のHPとアプリで子育て応援スペースにいつどこで乗ることができるか、事前にチェックしていました。子育て応援スペースは乗って楽しむだけでなく、絵本の読み聞かせイベントの場所として活用されたこともあります。


駅の「こどもスマイルスポット」で
お出かけが便利に
動物園の最寄り駅、上野御徒町駅に到着! 駅を歩いていると、ピンク色の壁にかわいい動物の親子のイラストが描かれた「こどもスマイルスポット」を見つけました。ベビーカーのレンタルサービスなどがあり、上野公園や上野動物園へのお出かけに便利です(ベビーカーレンタルはWEBサイトでの事前登録・予約が必要)。


液体ミルクやおむつが
買える自動販売機も
自動販売機でジュースを買おうとした男の子は、飲み物の隣に育児グッズが並んでいてびっくり。こどもスマイルスポットでは、乳児用液体ミルクや紙おむつ(Mサイズ、Lサイズ)などを自販機で簡単に買うことができます。


安心して利用できる
授乳室
ママは男の子に「あなたが赤ちゃんのころ、この駅でミルクをあげたこともあるのよ」と教えてくれました。こどもスマイルスポットの授乳室は、スタッフが常駐するツーリストインフォメーションセンター内にあるので、安心して利用できます。


子育てへの理解を
社会に広げるために
男の子は動物園に行くまでに、電車でのお出かけが楽しくなる工夫をたくさん見つけることができました。こうした工夫を通して、都営交通は、子育て支援はもちろん、子育てへの理解を社会全体に広げ、子ども連れでお出かけしやすい環境づくりを目指しています。
