NewとNewsがある。2009年7月

都電荒川線では、平成21年4月26日から新型車両8800形を運行しています。この車両は「荒川線の未来を開く、先進性と快適性」をコンセプトに、丸みのあるスタイルで優しさと親しみやすさをイメージしたデザインです。従来の車両の約2割の省エネを実現するなど、環境に配慮した仕様。デビューに伴い5月31日まで、この2両を東京都下水道局森ヶ崎水再生センターのバイオマス発電によるグリーン電力で運行しました。

日暮里・舎人ライナーは平成21年3月に開業1年を迎え、お客様の足として確実に定着しています。日暮里・舎人ライナーの車両は、全ての車両で省エネルギー効果の高いVVVFインバーターを採用。さらに、電力回生システムを導入し、駅照明などに利用しています。

平成21年4月26日、新型車両8800形の出発式が荒川電車営業所において行われました。当日は会場を訪れた多くのお客様に見送られ、バラ色の新型車両は、色とりどりの花々が咲く春の沿線へと出庫しました。これからも沿線地域と連携して、誰からも愛される都電荒川線を目指します。