文京区立
森鷗外記念館都営三田線「白山駅」
徒歩7分
日暮里・舎人ライナー「日暮里駅」
徒歩15分
芸術的な空間で文学茶話を
独特の世界観をもつ建物は、名だたる賞を受賞し、訪れる価値ありの記念館です。10月7日から開館5周年記念の特別展「明治文壇観測―鷗外と慶応3年生まれの文人たち」を開催。館内のお洒落なカフェで『舞姫』を読みながら、鷗外ゆかりのドイツブランド紅茶と文人銘菓を味わうのもお勧めです。
- ■所在地:文京区千駄木1-23-4
- ■休館日:10月2日~6日まで展示替えのため休館。通常、毎月第4火曜日(今月は除く)。 年末年始、展示替え、燻蒸期間等。
- ■観覧料:特別展は一般500円、中学生以下無料。団体(20名以上)400円
- ■お問い合わせ:TEL.03-3824-5511
新宿区立
林芙美子記念館都営大江戸線「中井駅」
徒歩7分
素敵なお庭で昭和にタイムスリップ
『放浪記』『浮雲』の著者・林芙美子が昭和26年に亡くなるまで住んでいた家が、当時の姿のまま残されています。茶の間や書斎、夫のアトリエなど、懐かしい日本家屋を楽しみつつ、秋に染まる庭を散策すれば、瞬く間に、古きよき昭和の時代にタイムスリップできます。
- ■所在地:新宿区中井2-20-1
- ■休館日:月曜日、祝日の場合は翌日。年末年始、特別整理期間。
- ■観覧料:一般150円、小・中学生50円。土・日・祝日、振替休日、都民の日(10月1日)、春季・夏季・冬季休暇期は、小・中学生無料。
- ■お問い合わせ:TEL.03-5996-9207
台東区立
一葉記念館東京さくらトラム「三ノ輪橋駅」
徒歩15分
日本で最も顔が知られた女流作家
一葉記念館では、代表作「たけくらべ」の未定稿や文机(複製)などの貴重な資料と並んで、お札に使用された樋口一葉の肖像画や、シリアルナンバー「A0000002A」の五千円札が人気です。10月25日まで、一葉が詠んだ和歌とそこに描かれた草花を展示する企画展「一葉と草花」を開催中です。
写真提供:一葉記念館
- ■所在地:台東区竜泉3-18-4
- ■休館日:月曜日、祝日の場合は翌日。年末年始、10月26日(木)~10月31日(火)。
- ■観覧料:大人300円、小・中・高生100円。団体(20名以上)は大人200円、小・中・高生50円。
- ■お問い合わせ:TEL.03-3873-0004
荒川区立
吉村昭記念文学館東京さくらトラム
「荒川二丁目(ゆいの森あらかわ前)駅」
徒歩1分
家族連れで楽しめる図書館と隣接
吉村昭氏の蔵書が並ぶ書斎の再現や『戦艦武蔵』の自筆調査ノート(複製)など、ファン垂涎の展示が目白押し。隣接する図書館には約1,300冊もの作品や関連本があり、誰でも読めます。この他ゆいの森あらかわには「子どもひろば」や持ち込み可の飲食スペースもあり、家族連れのお出かけにもぴったりです。
- ■所在地:荒川区荒川2-50-1
- ■休館日:毎月第三木曜日・年末年始・特別整理期間。
- ■観覧料:無料
- ■お問い合わせ:TEL.03-3802-4976
江東区
芭蕉記念館都営新宿線・都営大江戸線「森下駅」
徒歩7分
旅に生きた俳諧の芸術的完成者を偲ぶ
3階の常設展示は松尾芭蕉のわかりやすい解説、2階の企画展示は12月10日まで「芭蕉の弟子ベスト10『蕉門十哲』」を開催中。穴場は同館から約200mの「芭蕉庵史跡展望庭園(入場無料)」。爽やかな川風の中、隅田川と小名木川がゆったり交わる様を眺めながら、当時の風情を感じられます。
- ■所在地:江東区常盤1-6-3
- ■休館日:第2・4月曜日。月曜が祝日の場合は翌日が休館。
よって10月9日(月・祝)は開館、10日(火)は休館。年末年始、展示替え期間。
- ■観覧料:大人(高校生を含む)200円、小・中学生50円。
団体(20名以上)は大人150円、小・中学生30円。
- ■お問い合わせ:TEL.03-3631-1448
大田区立
熊谷恒子記念館都営浅草線「西馬込駅」
徒歩10分
平安朝の古筆を独習し、独自の境地をひらく
現代女流かな書の第一人者として活躍した熊谷恒子の自邸(昭和11年築)を改装した記念館です。同館は約170点の書を所蔵・展示し、実際に使用した書斎、筆や硯などの遺愛品も展示されています。また、来館記念に一筆したためる机と用具一式が用意されています。
- ■住所:大田区南馬込4-5-15
- ■休館日:月曜日、祝日の場合は翌日。年末年始、展示替え期間等。
- ■観覧料:大人(16歳以上)100円、小人(6歳以上)50円、6歳未満、65歳以上(年齢の確認できるものの提示が必要)は無料。
- ■お問い合わせ:TEL.03-3773-0123