東京都交通局
路線ガイド[ぴっくあっぷ]
apr.2023
もっと身近に、文学をめぐろう 文豪たちの記念館やゆかりの地、書籍の舞台をめぐる旅へ出かけませんか

晩年を過ごした数寄屋風の旧居

林芙美子記念館

1951年にその生涯を閉じるまでの約10年間、林芙美子が過ごした旧居をそのまま記念館に。建設にあたり参考書を200冊以上読み、東西南北に風が吹き抜けることにこだわった日本家屋は、当時前衛的な建築で知られた山口文象設計のものです。

林芙美子記念館
林芙美子記念館

都営大江戸線「中井」徒歩7分

住所:新宿区中井2-20-1

開館時間:10:00~16:30(入館16:00まで)

休館日:月曜(祝日開館、翌日休館)、12/29~1/3

入館料:一般150円

お問合せ:03-5996-9207

写真提供:新宿歴史博物館


資料に囲まれた執筆空間を再現

吉村昭記念文学館

荒川区出身の小説家・吉村昭の生涯にわたる作品世界はもちろん、自筆原稿や愛用品、資料などもあわせて展示。執筆に使用していた書斎を再現したコーナーでは、実際に椅子に座り、原稿用紙に文字を書くなど、作家の疑似体験もできます。

吉村昭記念文学館
吉村昭記念文学館

東京さくらトラム(都電荒川線)「荒川二丁目(ゆいの森あらかわ前)」徒歩1分

住所:荒川区荒川2-50-1(ゆいの森あらかわ内)

開館時間:9:00~20:30

休館日:第三木曜、年末年始ほか

入館料:無料

お問合せ:03-3891-4349

写真提供:吉村昭記念文学館


本の街で至高の一冊に出会う

本の街 神保町

本の街「神田神保町」。古書店、新刊書店など約130店の書店には数百万点の書物やアート作品が集められています。趣のある喫茶店も多くあるので、お気に入りの一冊を手に入れて、心ゆくまで読書の時間を楽しむことができます。

本の街 神保町
本の街 神保町

都営新宿線・三田線「神保町」徒歩1分

住所:千代田区神田神保町1丁目、2丁目、3丁目他


文学と人、街とが交流する場

森鷗外記念館

小説家や戯曲家、陸軍軍医など多彩な顔を持つ森鷗外。家族と過ごした旧居「観潮楼」跡地に建つ記念館では、7月9日まで特別展「鷗外の食」を開催。期間中、併設のモリキネカフェではオリジナルスイーツも楽しめます。

森鷗外記念館
森鷗外記念館

都営三田線「白山」徒歩15分

住所:文京区千駄木1-23-4

開館時間:10:00~18:00(入館17:30まで)

休館日:第4火曜(祝日開館、翌日休館 *第4月・水が休館の場合あり)、12/29~1/3、展示替期間他

観覧料:特別展:一般600円 常設展:一般300円

お問合せ:03-3824-5511


鬼平犯科帳の産みの親

池波正太郎生誕の地

戦後を代表する時代小説家の池波正太郎が生まれたのは、旧浅草区聖天町61番地。2007年、生誕地碑が建てられ、徒歩圏内の台東区立中央図書館には池波ワールドのエッセンスが詰まった「池波正太郎記念文庫」もあります。

池波正太郎生誕の地
池波正太郎生誕の地

都営浅草線「浅草」徒歩15分

住所:台東区浅草7-4-9 待乳山聖天公園

開園時間:常時開園

お問合せ:03-5246-5915(池波正太郎記念文庫)


俳人・正岡子規の目線になる

子規庵

1894年に病室兼書斎として移り住み、晩年を過ごしたのがこの子規庵。当時の家屋は、第二次世界大戦の空襲により焼失したものの、1950年に再建されました。当時と異なる部分はあるものの、その趣と風情を随所に感じることができます。

子規庵
子規庵

日暮里・舎人ライナー「日暮里」徒歩4分

住所:台東区根岸2-5-11

開庵日:6月から土日祝の10:30~12:00、13:00~16:00予定 *開庵日は都度HPでご確認ください

入庵料:一般500円

お問合せ:03-3876-8218