想いを運ぶ東京都交通局の仕事

鉄道営業(駅係員)

電車部 門前仲町駅務管区
門前仲町駅務区

Nさん

2023年入局

大学卒業後、民間企業で警備の仕事に従事。公務員として社会に貢献したいという想いが強くなり、首都東京の交通を支える東京都交通局へ。現在は門前仲町駅の鉄道営業として、駅の安全とお客様の快適な利用を支えている。

鉄道と接客、
どちらも未経験からのスタート
お客様一人ひとりの
ご要望に寄り添う

仕事と魅力

多様なお客様が行き交う駅で
柔軟な対応力と心配りを磨く

私は門前仲町駅において鉄道営業(駅係員)として勤務しています。主な業務は、改札窓口での乗車券の発売や精算、経路案内などの接客業務のほかホーム上での安全確認などです。
私が勤務する門前仲町駅は、下町情緒あふれる商店街や歴史ある寺社仏閣が近い一方で、都心へのアクセスも良く、通勤・通学、観光、そして地域にお住まいの方など、実に多くのお客様が利用されます。日中は近隣の店舗の場所を尋ねられたり、海外からのお客様に対して拙いながらも英語でご案内したりすることもあります。毎日が新しい出会いの連続です。
私は異業界からの転職者ですが、入局後は研修で基礎を学び、配属後は先輩職員が指導員としてマンツーマンで指導してくださり、業務を覚えることができました。その際に教わったのは、お客様に不便な思いをさせないこと、まずはお客様の要望をしっかり聞くことが重要だということです。目的地まで早く行きたいのか、できるだけ運賃を抑えたいのか。お客様一人ひとりの状況を汲み取り、最善の選択肢を提案することを大切にしています。

画像:Nさん

想いとエピソード

お客様からの感謝の言葉が
「駅員」としての実感を生んだ

入局して半年ほど経った頃、お連れ様と待ち合わせをしていたものの、目的地の出口がわからず困っているご高齢の女性がいらっしゃいました。門前仲町駅は乗り換え路線との関係で少し複雑な構造をしており、不慣れな方にはわかりにくい場所があります。そこで私は窓口から出て直接お話を伺い、印をつけた地図をお渡しし、お連れ様と待ち合わせ予定の出口をご案内しました。その時にいただいた感謝の言葉は、私としても非常に嬉しいものでした。
不安を抱えながら鉄道営業として働き始めた私も、ゼロから学び苦労しながらも、業務を行っていくうちに、お客様から感謝される機会が増えてきました。「自分で調べるより、駅員さんに聞いた方がわかりやすくて安心できました」といった言葉をいただくと、未経験だった私でも、「駅員」になれたのだという実感が湧いてきます。
すべてのお客様に対して明るく柔和に接する一方で、一人ひとりのお客様のニーズに寄り添いながら柔軟に対応し、お客様の快適な一日を支えることを心がけています。

夢・目標

現場での経験を糧に
より広い視野で駅とお客様を支える存在へ

鉄道営業の仕事はお客様とのコミュニケーションがメインです。ですが、私は学生時代にも接客のアルバイトの経験はなく、前職の警備会社も接客がメインというわけではありませんでした。正直なところ、当初は人と話すことに苦手意識があったのですが、今は困っている様子のお客様にこちらから声をかけ、お客様のご要望を踏まえたプラスアルファの提案もできるようになりました。鉄道も接客も未経験からのスタートでありながら、少しずつ確実に鉄道営業として成長できていると感じています。
鉄道営業として学ぶことはまだまだたくさんありますが、将来的には現場でお客様と接する中で得た経験や知識を活かし、指導職にあたる助役を目指したいと考えています。助役は現場だけではなく、事務的な観点から駅全体を支えられる存在であり、助役になると仕事の幅が大きく広がり、これまで以上にお客様に貢献できるようになります。そのためにも、目の前の業務に真摯に向き合い、経験と知識を一つひとつ積み重ねていきたいです。

画像:Nさん

4Question

  • 今の仕事、「ここを見てほしい」といえば?

    ホーム監視における安全確保です。ホームドアが設置されていても、お客様がドアに挟まれたり、スマートフォンに夢中になるあまり危険な場面に遭遇したりする可能性はゼロではありません。特にラッシュ時は細心の注意が必要です。私たちは常に周囲に気を配り、お客様の安全を第一に考えています。人の目による確認こそが、安全運行の最後の砦だと考えています。

  • プライベートは何をしている?

    スポーツ観戦が好きで、特に野球観戦に行くことが多いです。友人や家族と予定を合わせて、月に一度は球場に足を運んでいます。スポーツ好きの友人は多く、一緒に遠出することもありますね。最高のリフレッシュになっています。

  • 入局して一番成長したところは?

    初歩的なことに思われるかもしれませんが、相手の目を見て、自信をもって話せるようになったところです。もともと話すのが得意な方ではなかったのですが、鉄道営業は、お客様と直接コミュニケーションを取る機会が非常に多い仕事です。日々、多くのお客様と接する中で、自然と傾聴力や対応力が身につきました。

  • 未来の仲間に一言

    私自身、鉄道も接客も未経験からのスタートでした。人と話すことが苦手だった私が鉄道営業として勤務できているのですから、自信のない方も、まずは挑戦してみてほしいと思います。やってみないとわからないことはたくさんあります。少しでも交通局の仕事に関心があれば、ぜひ挑戦してほしいです。

画像:Nさん

ワンデイスケジュール

  • 8:50

    出勤点呼

    出勤後に制服へ着替えます。点呼では安全綱領を唱和し、指導職員から連絡事項の周知や健康状態等の確認を受けます。

  • 9:00

    券売機締め切り業務

    券売機内の売上金を回収し、金額の確認作業を行います。

  • 10:00

    改札業務

    その日の業務は、勤務ダイヤに沿って1〜3時間ごとに交代します。改札では運賃精算やご案内などを行います。

  • 12:00

    休憩

  • 13:00

    改札業務

  • 15:00

    休憩

  • 16:00

    改札業務

  • 18:00

    ホーム監視

    ホームや線路に異常がないかなどを確認します。安全確認のため「指差確認喚呼」を徹底しています。

  • 19:00

    休憩

  • 20:00

    改札業務

  • 22:30

    清掃業務

  • 23:30

    仮眠

    その日の担当業務終了後は、職場の仮泊所で翌日の勤務に備えて数時間仮眠を取ります。

  • 4:30

    起床・営業準備

    起床後、再度制服に着替え、営業開始の準備をします。

  • 4:45

    改札業務

    お客様が少ない時間帯には、改札機のタッチパネルの点検や清掃も行います。

  • 7:00

    休憩

  • 8:00

    ホーム監視

  • 9:00

    退勤点呼

    勤務状況などを報告し、退勤の点呼を受けます。

  • 9:20

    業務終了