安全対策
保守点検
安全確保のためには、施設・設備が常に正常に機能していなければなりません。このため、車両はもちろん、軌道、電車線、通信ケープル、トンネル、橋梁などの整備作業を定期的に行っています。
大江戸線の車両検査・修繕
現在、浅草線の馬込車両検修場内において、大江戸線車両の一部の検査、修繕を実施しています。リニアモータで走行する大江戸線車両は浅草線内を自走できないため、電気機関車(E5000形)により、大江戸線車両をけん引し、大江戸線汐留駅から汐留連絡線を経由して、浅草線の馬込車両検修場まで回送しています。
電気機関車(E5000形)
トンネルの維持管理
コンクリート片の落下などの事故を未然に防ぎ、地下鉄を安全で快適に走行させるために、トンネル内では、構造物のひび割れ状況をはじめとした様々な検査を定期的に実施しています。また、検査の結果をもとに必要な修繕を計画的に実施し、トンネルの維持管理をしています。
トンネル打音検査状況
線路の安全性の向上
線路の安全性向上のため次のような対策を行っています。
電食対策
トンネル内の漏水がレールにかかると電食と呼ばれる腐食が発生し、急曲線部では破断が生じるおそれが高まります。これを防止するため急曲線部の電食箇所が発見された場合は、速やかにレール交換を行うとともに、トンネルからの漏水を止める工事を進めています。
継ぎ目対策
レールの継ぎ目は騒音や振動の発生源となることから、極力溶接してロングレールにしています。この溶接箇所に微小な凹凸があると、これを乗り越える際に繰り返し荷重がかかり、破断の原因になります。これを防ぐためレール溶接部に特化した削正工事を行い、レール破断に至る微小な凹凸の除去を行う取組を行っています。