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東京都交通局は、東京都のスタートアップ支援事業である「スタートアップによる事業提案制度」において、スタートアップ企業のジオ・マーク株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役：岡崎峻二郎、以下「ジオ・マーク社」という。）と共同で、都営地下鉄や都営バス等のサービスレベルについてご意見をいただいている、都営交通モニターの方々の協力の下、「都営バスの案内サービスの実証実験」を令和6年2月2日（金）に実施します。
東京都交通局では、都バス運行情報サービスtobus.jpを開発・運営し、インターネットで路線案内やリアルタイムの運行状況など様々な情報を提供しているほか、バスロケーションデータをGTFSリアルタイム形式でオープンデータとして提供し、個人や民間事業者等の自由な発想に基づくアプリ開発等を促進し、多様な情報提供を図るなど、バスの運行情報の充実に努めています。
一方、路線バスについては、初めて路線を利用する場合に、バス停留所の位置やバスの行先など、必要な情報が分かりにくい又は必要な情報を入手しにくいという課題が残っています。
このような中、この度、東京都のスタートアップ支援事業である「スタートアップによる事業提案制度」にてバスの運行情報の充実が期待できるサービスの提案があり、課題解決に向けた検討を進めるため、都営交通モニターにより、ジオ・マーク社とともに操作性や使い勝手等の検証を行うものです。
なおジオ・マーク社が開発したサービスは、アプリ不要で都営バスの情報をすぐに取得できるデジタル路線図です。詳細はジオ・マークのホームページをご参照ください。

実証実験の詳細につきましては、下記のとおりです。

記

1．サービス名称

「デジタルスーパー路線図」
※モニターによる実証実験のため一般のお客様はご利用になれません。

2．実証実験について

（1）目的

「デジタルスーパー路線図」を使用し、実際にバスに乗車して操作性や使い勝手等を検証します。

（2）実証実験日

令和6年2月2日（金）

（3）実施場所

区部を走行する系統の一部区間

（4）実験方法

都営交通モニター（8名）が実際にスマートフォンから、上記サービスを利用し、目的地に向かうバス路線、そのバス路線が乗り入れるバス停の位置、次の便の時間等を確認します。
その後、実際にバスに乗車し、目的地最寄りのバス停で降車後、会議室へ移動し、サービスの検証として都営交通モニターに対し、ヒアリング、ディスカッション等を実施します。

（5）サービス実装

今回の検証結果や導入費用など勘案し、今後検討することとしています。実装を前提とした実証実験ではありません。