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交通局の工事契約案件において、下記のとおり予定価格の積算に誤りがあることが判明しましたので報告します。

記

1．概要

次の工事の予定価格の積算にあたり、労務単価の設定に誤りがあったことから、予定価格が本来より過小となったものです。

（1）三田線日比谷駅～春日駅間トンネル止水工事

ア．契約日

平成29年5月23日

イ．当初予定価格

165,915,000円（税込）

（2）三田線西巣鴨駅～板橋区役所前駅間トンネル長寿命化工事

ア．契約日

平成29年5月23日

イ．当初予定価格

143,146,440円（税込）

2．原因

労務単価適用にあたり、誤って改定前の単価を適用したため、（1）については27,000円過小、（2）については34,560円過小となったものです。

3．判明の経緯

入札後に、入札参加者から予定価格の積算について質問があり、再度計算したところ誤りが判明しました。

4．対応

本件は本来の予定価格であっても、落札結果に影響はないことに鑑み、現契約を継続することといたします。

なお、算出の誤りを受け、同様の誤りがないか確認したところ、他に算出の誤りが2件ありましたので、併せて報告します。

（1）新宿線一之江駅エレベーター設置工事

ア．契約日

平成29年4月25日

イ．当初予定価格

19,468,080円（税込）

※本件は、労務単価の設定等に誤りがあり、本来の予定価格に対して15,120円過小となったものです。ただし、本来の予定価格であっても、落札結果に影響はないことに鑑み、現契約を継続することといたします。

（2）三田線西巣鴨駅～板橋区役所前駅間砕石交換工事

※本件は公表済み案件でしたが、入札前であるため、案件の取り下げを行います。正しい金額で積算し直し、公表を行います。

5．再発防止

設計部署において、算出の誤りの原因、経緯を精査し、再度同様の事象がないよう、積算のチェック項目を明確にするなど、適正な積算の徹底に努めてまいります。