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- 東京都交通局
交通局の水力発電によるCO2フリー電気を都内の企業等で活用できます
交通局は、多摩川の流水を活用した水力発電による電気を売却しています。
この度、「東京産水力発電の環境価値」に着目した公募型プロポーザルを実施し、5者からの提案を審査した結果、令和3年度からの売却先事業者をENEOS(株)に決定しました。
交通局の水力発電によるCO2フリー電気を、ENEOS(株)を通じて、都内のRE100宣言企業等へ向けて販売いたします。
加えて、都営バス全営業所へ水力発電の電気の供給を行い、交通局も率先して再生可能エネルギーを使用してまいります。
売却先事業者
ENEOS株式会社
代表取締役社長 大田 勝幸
東京都千代田区大手町1-1-2
契約の概要
契約期間
令和3年4月1日から令和6年3月31日まで
交通局からの目標売却電力量
令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 |
---|---|---|
115,148 | 104,429 | 114,833 |
*3発電所(多摩川第一発電所、白丸発電所及び多摩川第三発電所)の合計
ENEOS(株)による水力発電の電気の提供
- 交通局の水力発電による電気の販売メニューを新たに展開
- 需要家に対して交通局の水力発電のPR活動を実施
発電から最終需要家までの流れ
*公募要項等の資料は、交通局ホームページに掲載
(参考)東京都交通局 電気事業の概要
- 交通局は、昭和32年から水力発電による電気事業を経営
- 1年間に発電する電力量は、3つの発電所合計で、概ね一般家庭約3万5千世帯の使用量に相当
区分 | 多摩川 第一発電所 |
白丸発電所 | 多摩川 第三発電所 |
---|---|---|---|
使用開始年月 | 昭和32年12月 | 平成12年11月 | 昭和38年2月 |
最大出力 | 19,000kW | 1,100kW | 16,400kW |
取水先 | 小河内貯水池 | 白丸調整池 | 白丸調整池 |
令和元年度 販売電力量 |
64,253千kWh | 2,317千kWh | 50,386千kWh |
*令和元年度における3発電所合計の販売電力量:約116,956千kWh