都営地下鉄のニュース【報道発表】
- 東京都交通局
都営大江戸線の優先席の位置が一部変更になります
交通局では、大江戸線において無線式列車制御システム(CBTC:Communication Based Train Control)の令和9年度の運用開始に向け各車両の改修を進めております。これに伴い、1号車及び8号車の優先席位置に機器を設置する必要があるため、優先席の位置を順次変更いたします。
本システムの導入により、高い遅延回復効果や乗り心地の向上を得ることができます。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
1.優先席の位置変更
令和5年5月8日(月)から順次
- ※機器の設置にあわせて優先席の位置を変更します。
2.大江戸線への無線式列車制御システム(CBTC)の導入について
仕組み
レールを電気回路の一部として利用する従来のシステム(ATCシステム)とは異なり、地上と車上の無線通信により列車の位置を検知し、列車の運行と制御を行う新たな信号保安技術です。
導入による効果
先行列車との間隔を縮めることができるため、高い遅延回復効果を得ることができます。
また、従来のシステムよりも滑らかに減速することが可能となるため、乗り心地が向上します。