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- 東京都交通局
交通局の水力発電所で発電した電気の売却先を公募します!
~ 東京さくらトラムを100%東京産水力発電の電気で運行 〜
※更新情報:質問への回答を掲載しました。(2023年11月20日)⇒ こちら
※公募は終了しました。⇒ 公募の結果はこちら
東京都交通局は、多摩川の流水を利用した水力発電による電気について、令和6年度からの売却先を選定するため、公募型プロポーザルを実施することとしましたので、お知らせします。
交通局では、多摩川上流の3つの水力発電所で年間約3万5千世帯分の使用量に相当する電気を都内に供給しており、令和3年度からは、環境価値を積極的に活用する事業者に供給するとともに、都営バス営業所において自らが再生可能エネルギーからつくった電気を率先して活用しています。
このたびの公募では、新たに東京さくらトラム(都電荒川線)も供給先として拡大することを条件とし、令和6年度から都電を100%東京産水力発電で運行いたします。
公募の概要
1.売却対象
多摩川第一発電所、白丸発電所及び多摩川第三発電所で発電する電気(これに付随する非FIT非化石の環境価値を含む。)
2.売却期間
令和6年4月1日から令和8年3月31日までの2年間
3.目標売却電力量
令和6年度 108,647千kWh
令和7年度 108,647千kWh
計217,294千kWh
- ※3発電所(多摩川第一発電所、白丸発電所及び多摩川第三発電所)の合計
4.プロポーザルの評価項目
- 東京都交通局からの買取単価
- 都営バス20営業所及び東京さくらトラム(都電荒川線)への電力供給価格
- 都内における東京産水力発電由来の電気の活用方法等
- 小売電気事業者の経営の安定性
5.今後のスケジュール
- 公募要項の公表 令和5年10月18日
- 参加申込書提出期限 令和5年10月31日
- 事業者の決定 令和6年1月下旬(予定)
公募要項等(こちらからダウンロードしてください)
1.公募要項等
多摩川第一発電所外2か所の水力発電所で発電する電気の売却先に関する事業者公募要項
多摩川第一発電所外2か所の水力発電所で発電する電気の売却仕様書
2.提出様式一式
3.質問への回答(2023年11月20日掲載)
(参考)東京都交通局 電気事業の概要
- 東京都交通局は、昭和32年から水力発電による電気事業を経営
- 1年間に発電する電力量は、3つの発電所合計で、概ね一般家庭約3万5千世帯の使用量に相当
区分 | 多摩川第一発電所 | 白丸発電所 | 多摩川第三発電所 |
---|---|---|---|
使用開始年月 | 昭和32年12月 | 平成12年11月 | 昭和38年2月 |
最大出力 | 19,000kW | 1,100kW | 16,400kW |
取水先 | 小河内貯水池 | 白丸調整池 | 白丸調整池 |
令和4年度 販売電力量 |
約48,801千kWh | 約2,752千kWh | 約43,898千kWh |
- ※令和4年度における3発電所合計の販売電力量:約95,451千kWh