私の7つ道具 〜大江戸線都庁前駅・駅務編
都営交通で働く職員たちは、専門的な知識と経験が必要とされます。毎日のスムーズな運行と、お客様の安心と安全を守るため、都営交通を支える職員の仕事道具。今回は、地下鉄・大江戸線の都庁前駅で駅務に携わる駅係員の"7つ道具"を紹介します。
第4回列車とホームをつなぐ「スロープ板」
車椅子の方がスムーズに乗車できるように、駅係員がお手伝いする際に使うスロープ板です。列車側にはドアレールに引っ掛ける爪がついており、ホーム側はゴム素材となっており、ずれにくくなっています。アルミ板は中が空洞になっているので軽く、持ち運びやすいように三つ折りで取っ手がついています。列車とホームの隙間の幅に合わせ、大小2サイズをホームごとに用意。常にホームに置いてあります。