電気事業
安全への取組
施設の保守・点検
交通局では、安定した水力発電を行うために、ダムや発電機などの施設・設備について、計画的な保守管理を実施しています。
日常点検に加えて数年に一度の大規模な保守・点検を行うとともに、必要に応じて修繕や改修を行っています。
台風時などの対応
交通局では、台風で大雨が降った場合など白丸調整池ダムの水位の急増に対応すべく、ダムのゲートから放流を行うことがあります。その際には、必要に応じてサイレンやスピーカーによる警報や、巡回による注意喚起を実施しています。
また、ダム下流の河川流量が急増しないように放流量の調整を行うなど、河川の安全を考慮した水運用を行っています。
自然災害への対応
平成26年2月の記録的な大雪の影響により多摩川第一発電所が孤立するトラブルがありました。その教訓を踏まえ、隣接する小河内ダムの水道局職員との合同相互研修や非常時に備えた合同演習を行い、あわせて非常用発電機の燃料タンク容量を倍増し、発電所の安全管理体制の強化を図っています。
また、一般開放している白丸調整池の巡視路では、東日本大震災の際に落石が発生し、一時通行止めとしていました。平成26年度から29年度にかけて落石対策工事を実施し、現在は通行を再開しています。