電気事業
白丸調整池ダム・多摩川第三発電所運用開始60周年
多摩川第三発電所と、発電用の水を送るために建設された白丸調整池ダムは、昭和35年から38年にかけて建設工事を行いました。高さ約30メートルのダム、延長約5キロメートルの導水路トンネル、2台合わせて最大出力16,400キロワットの水車発電機を建設する大規模な工事でしたが、昭和38年2月23日に発電所の運転を開始することができ、今年(令和5年)で60周年を迎えることとなりました。大規模な工事の様子を今に伝える、建設当時の貴重な写真を一部ご紹介します。
建設中
白丸調整池ダム
建設地点の岩盤掘削状況写真(昭和36年)
ダム建設中の写真(昭和37年)
導水路トンネル
削岩機でダイナマイトを装薬する穴を開ける作業状況
発破後~覆工コンクリート打設までの間、落盤から守る仮設
(矢板支保工)
発電所
水圧鉄管・発電所建屋建設状況
水車(ケーシング)設置状況
発電機据付状況(昭和37年)
発電所運転開始(昭和38年)
現在
白丸調整池ダム
発電機