交通局の概要
都営バス
都営バスは、主に東京都のJR山手線と荒川に囲まれた地域及び江戸川区の一部並びに多摩地域の一部で運行しており、令和5年度は一日平均約60万5千人のお客様にご利用いただきました。今後、少子高齢化の進行やそれに伴う生産年齢人口の減少等により、長期的には乗車数の大幅な増加が期待できないなど、厳しい状況が続くと見込まれます。
こうした中、都営バスでは、停留所上屋・ベンチの新設、建替えや運行情報のインターネット配信など、お客様の利便性向上を図っています。また、ノンステップバス等のひとにやさしい車両の導入、燃料電池バス等の環境にやさしい低公害車両の導入、地元自治体から要望を受けたバス路線の運行など、公営交通として社会的役割も担っています。
また、経営の効率化を図るため、一部の営業所(支所)において「管理の委託(注)」を実施しています。
都営バス(乗合)の概要
令和6年4月1日現在
営業キロ | 766.6km |
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系統数 | 127系統 |
系統総長 | 1,070.9km |
平均系統長 | 8,4km |
停留所数 | 1,553か所(ポール数3,836本) |
車両数 | 1,440両 ※1 |
平均定員 | 76人 |
平均時速 | 10.5km/h ※2 |
営業所数 | 12か所 他支所7か所 |
- ※1江東区コミュニティバス「しおかぜ」を除く
- ※2令和5年度の平均
(注)「管理の委託」とは、道路運送法に基づき、交通局が路線や運行ダイヤ、運賃の決定権を留保したまま、車両、営業所施設等を貸与し、運転業務、運行管理業務、車両整備業務を一体として他の事業者に委託することです。
地下鉄営業キロ(注)と都営バス(乗合)乗車人員の推移(一日平均)
(注)「地下鉄営業キロ」は都営地下鉄と東京メトロの合計です。
都営バスの主な事業エリア
(注)道路運送法の需給調整規制(事業エリア)は平成14年2月に廃止されています。