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交通局の概要

電気事業

電気事業の歴史は、東京市が明治44年8月に軌道事業(路面電車)と火力発電による電気供給事業を行う電気局(交通局の前身)を創設したときに始まります。

現在は、多摩川の流水を利用した水力発電による電気事業を運営しており、管理している水力発電所は、多摩川第一発電所及び白丸発電所(西多摩郡奥多摩町)並びに多摩川第三発電所(青梅市)の3か所です。最大出力の合計は3万6千5百キロワットで、一年間に発電する電力量は概ね一般家庭3万5千世帯の使用量に相当しています。

この電気はCO2フリーであり、近年その価値が高まっています。こうした「東京産水力発電の環境価値」に着目した新たな売電方法を、令和3年4月から導入しました。小売電気事業者を通じて、使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを掲げる都内のRE100宣言企業など、再エネを積極的に利用する需要家に供給しています。

あわせて、交通局の再生可能エネルギー導入の率先行動として、都営バスの全営業所でも、この電気を使用しています。

令和3年11月には、白丸発電所・白丸調整池ダムに隣接する場所に東京都交通局再生可能エネルギーPR館(愛称:「エコっと白丸」)を開館しました。館内では、ジオラマシアターや壁面展示により交通局の水力発電の仕組みなどをわかりやすく伝えるとともに、奥多摩町の観光スポット等を紹介するコーナーを設け、地域の観光振興にも貢献しています。

なお、多摩川第一発電所及び多摩川第三発電所については、運転開始から50年以上が経過することから、大規模更新を計画しています。

画像:多摩川第一発電所

多摩川第一発電所

画像:多摩川第三発電所

多摩川第三発電所

画像:縦断面図

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