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地下鉄関連情報

安全対策

列車運行管理(安全運行)

列車運行制御装置(PTC)

転てつ器(ポイント)及び信号機を総合指令所において集中的に制御し、列車の運行状況を監視しながら、列車の運転が効率的にできるよう運行管理しています。
総合指令所には、全線の運行状況を表示する「運行表示盤」が置かれ、列車の動きが一目で分かるようになっています。また、各所に設置された、地震計及び風速計の気象観測データに基づき、安全を確保するための運転規制等を行います。

画像:列車運行管理

C-ATS(改良型自動列車停止装置)

列車の運転速度が、線路脇に設置された信号機に示される信号の許容速度を超えると自動的にブレーキをかけて減速し、又は停止させる従来型のATSに、曲線制限速度や進路の条件による制御を加え、ATCと同様なきめ細かな速度制御機能を付加したC-ATSを浅草線に導入しています。

ATC(自動列車制御装置)

三田線、新宿線及び大江戸線に設置しています。列車内に車内信号装置があり、列車が先行列車との間隔及び進路の条件によって決定される運行速度を超えると、自動的にブレーキをかけて減速又は停止させ、列車の速度を制御するようになっています。

主な規制値

列車の安全な運行を確保するため、風、地震等の災害に結びつく各項目について基準値を定めて列車運行を制御しています。

風速25m/s以上→状況を利断し運転中止

地震

震度4の場合→25km/h以下の徐行運転
震度5以上の場合→運転中止

安全確保のための保安設備

非常通報器

列車内で異常事態が発生した場合に、お客様から乗務員又は指令員に通報できるようになっています。
また、SOSステッカーや設置位置を示す矢印を非常通報器ごとに、視認性の良い位置に設置しています。

画像:非常通報器(新宿線)

非常通報器(新宿線)

画像:非常通報器(大江戸線)1

画像:非常通報器(大江戸線)2

非常通報器(大江戸線)

列車無線

全列車に設置しており、乗務員と指令所の指令員とが随時連絡できるようになっています。

運転士異常時列車停止装置

運転士に体調不良等の異常が生じた際に列車を自動的に停止させる装置を全車に設置しています。

限界支障検知器

脱線事故時に事故箇所の近くにいる列車を自動的に停止させるものです。
三田線及び大江戸線の複線シールド区間並びに三田線高架部の上下線路の中間に50m間隔で設置しています。

写真:限界支障検知器

限界支障検知器

非常発報装置

緊急時に電車線の送電を止める必要が生じたとき、乗務員が非常発報ボタンを操作し、指令所に異常を通報するものです。通報を受けると、自動的に送電を停止し、安全を確保します。

脱線防止ガード

乗り上がり脱線等の事故を防止するため、急曲線部に設置しています。
カーブの内側レールに沿い、L型の鋼製ガード等を設置しています。

画像:脱線防止ガード

脱線防止ガード

保守点検

安全確保のためには、施設・設備が常に正常に機能していなければなりません。このため、車両はもちろん、軌道、電車線、通信ケープル、トンネル、橋梁などの整備作業を定期的に行っています。

写真:車両点検状況1

写真:車両点検状況2

写真:車両点検状況3

大江戸線の車両検査・修繕

現在、浅草線の馬込車両検修場内において、大江戸線専用車両である12-000形車両の検査、修繕を実施しています。リニアモータで走行する12-000形車両は浅草線内を自走できないため、日本の地下鉄で初めて導入した電気機関車(E5000形)により、12-000形車両をけん引し、大江戸線汐留駅から汐留連絡線を経由して、浅草線の馬込車両検修場まで回送しています。

写真:電気機関車(E5000形)

電気機関車(E5000形)

トンネルの維持管理

コンクリート片の落下などの事故を未然に防ぎ、地下鉄を安全で快適に走行させるために、トンネル内では、構造物のひび割れ状況をはじめとした様々な検査を定期的に実施しています。また、検査の結果をもとに必要な修繕を計画的に実施し、トンネルの維持管理をしています。

写真:トンネル打音検査状況

トンネル打音検査状況

線路の安全性の向上

線路の安全性向上のため次のような対策を行っています。

電食対策

トンネル内の漏水がレールにかかると電食と呼ばれる腐食が発生し、急曲線部では破断が生じるおそれが高まります。これを防止するため急曲線部の電食箇所が発見された場合は、速やかにレール交換を行うとともに、トンネルからの漏水を止める工事を進めています。

継ぎ目対策

レールの継ぎ目は騒音や振動の発生源となることから、極力溶接してロングレールにしています。この溶接箇所に微小な凹凸があると、これを乗り越える際に繰り返し荷重がかかり、破断の原因になります。これを防ぐためレール溶接部に特化した削正工事を行い、レール破断に至る微小な凹凸の除去を行う取組を行っています。

ホームでの安全対策

お客様がホームからの転落による事故に遭われないように、防止措置を含めていろいろな設備を設けています。

非常停止ボタン

お客様がホームから転落した場合などに、駅付近の列車を非常停止させる非常停止ボタンを全駅に設置しています。
緊急時にお客様に素早く非常停止ボタンを操作していただけるよう、約20m間隔で設置しています。また、非常停止ボタンをお客様にご案内するポスターをホーム上に掲示しています。

画像:非常停止ボタン(浅草線)

浅草線

画像:非常停止ボタン(三田線)

三田線

画像:非常停止ボタン(新宿線)

新宿線

画像:非常停止ボタン(大江戸線)

大江戸線

画像:ポスター

ポスター

ホームドア(可動式ホーム柵)

ホーム上の安全対策を強化するため、三田線、新宿線及び大江戸線の全駅にホームドアを設置しています。浅草線については、令和5年度までに全ての駅でのホームドア整備完了を目指しています。
なお、ホームドアが整備されていない浅草線の各駅ホーム両端には、転落防止のためのホーム端転落防止柵を設置しています。

写真:浅草線ホームドア

浅草線ホームドア

写真:三田線ホームドア

三田線ホームドア

ステップ

万一、お客様がホームから転落した場合に、ホームに上がりやすくするためのステップを全駅に設置しています。

写真:ステップ

ステップ

ITVモニター装置

列車がホームを出発する際や停車中に、お客様の乗り降りやホーム上の安全を確認し、列車運転の安全を図っています。

視覚障害者誘導用ブロック

全駅のホームに誘導用の線状ブロックとホーム縁端部を示す警告用の点状ブロック(ホームドアのない駅においては、ホームの内側を示す内方線付き)を敷設しています。

画像:誘導・警告用のブロック

誘導・警告用のブロック

画像:警告用の点状ブロック(内方線付き)拡大図

警告用の点状ブロック
(内方線付き)拡大図

ホーム転落対策

列車とホームとの隙間が広く開いている場所での転落防止を図るため、新宿線に隙間を減らす櫛ゴム(転落防止ゴム)を設置しています。

車両間の転落防止

車両と車両との間への転落を防止するため、ほろを設けて車両間のすき間を少なくしています。

画像:車両間の転落防止ほろ

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